小金井市東町の萩原さんの畑で、毎年開催している「デイキャンプ」。夏休みのイベントとして毎年たくさんの方にご参加いただいてます。
もとはと言えば、町の中の畑って、地域の「防災拠点」つまり避難所という機能もあることを知ってほしいですね、という萩原さんとの会話から始まった企画でした。
畑=「野菜を生産するための場所」というのが基本ではありますが、
地震でライフラインがストップしたとき、家に戻れないときなどの防災拠点にもなることを、畑で半日過ごす中で、楽しみながら体感してもらえたらと思っています。
まずは宝探しのような野菜探し&収穫からスタートします。
4つのチームに分かれて、それぞれのチームの代表がくじを引き、分担して野菜を探します。
収穫を終えたら調理開始!
包丁で野菜を切る経験は、いざというときにきっと役立つし、何よりみんなでやると楽しいものです。
次にマッチで火を付けるという経験。
この機会に、チャレンジしてもらいました。
そして米を研ぐという経験。この日は二升(3.6kg)というなかなか家庭では体験できない大きな炊飯でしたが、チームで力を合わせます!
そして直径1mのフライパンを使った特大カレーづくりに挑戦しました。
畑で採ったばかりの野菜を炒めます。
全員参加で、野菜にお肉に調味料、水、カレー粉を入れて・・・
カレーを煮込んでいる間は、少し時間がかかるので…
暗くなる前に、ライトづくりをしました。
ライトをつくるといっても、どこにでもあるようにLEDライトを一工夫して改造するのです。
停電になってしまったとき、ただの白い灯りより、色があったり模様があった方が楽しいですよね。
そんな遊び心は、いざというときにも大切な気がします。
きれいなあかりが灯りました!
ライトのできあがりです!
そうしている間に、高校生チームが頑張ってくれて、特大カレーが出来上がりました!!
いただきまーす!!
お腹いっぱいカレーをいただいたあとは、暗くなった夜の畑を、ライトを持って探検します。農家の萩原さんすら滅多に踏み込まない夜の畑へ出発!
夜の畑には何か住んでいるのかな?
夜の間も野菜は成長しているのかな??
開花直前のミニトマトのつぼみを見つけました。
みんなは夜の畑で何を目撃したのでしょう?
「暗い夜道」って、最近町中ではあまりない気もします。それは安全ということでもあるけど、たまには暗くて見えない闇を歩くワクワクや、見えないものに目を見開いたり、想像したりする体験も大事な気がするのでした。
たくさんのご参加ありがとうございました。