「畑の木ペン」ができるまで(1)

こどもたちとの探究型の農活動の中でたどり着いた、雑草や虫を敵にしない「自然農」に近い方法で、こどもたちにはもちろん、虫や植物にとっても居心地の良い畑を心がけています。
野菜が元気に育ち、おいしくおやつにいただいています。
野菜の間引き菜はすぐにおやつに、収穫後の残菜は草マルチ、つまり土壌動物や微生物たちの「ごちそう」に。
すべて無駄なく循環しています。
そんな中でも最後まで残る野菜の太い茎は、立ち枯れのままにしておくと、冬の間に乾燥して、かなり固く強くなります。
そんな「野菜の枝」をこども農園ではもちろん、近隣の農家さんからも分けていただいています。
野菜の残菜の茎を「分けてほしい」と言うとすると、農家のみなさんは「こんなものを!?」と驚かれます。
そしてもう一つの主役が「短いえんぴつ」たちです。
こどもたちの筆箱の中や、引き出しなどにたまっていて「役に立たないけど捨てるのはもったいない」存在です。
こどもたちからもらって大切に保存しています。

この「野菜の枝」と「短い鉛筆」という、どちらも捨てられてしまう、役に立たないものを組み合わせて、新しい道具をつくるのが「畑の木ペン」です。