萩原農園・畑のデイキャンプ-夏野菜パエリア-/2023年夏

夏休み中の8月11日。15組の親子連れが、小金井市東町の萩原さんの畑に集まった。まずは農家の萩原さんのガイドのもと、農園探検からスタート。

猛暑のため、開始時間は夕方4時半。畑には土や植物があるからか、予想よりも暑さを感じない。

そして収穫タイム。みんなでつくる「特大パエリア」に入れる野菜を手分けして収穫した。こちらはアマナガトウガラシを収穫中。

収穫した野菜はすぐに調理。今回はキュウリも炒めてパエリアに入れてしまう!

直径約1mのフライパンで、採れたてのナス、トマト、アマナガ、キュウリとお米を炒める。火を使う炒める調理はこどもだけでは難しいので、お父さんにも手伝っていただいた。

水と塩とローリエを入れて味を整えていく。

最後に蓋をして蒸らして、完成!
本場スペインでは蓋をしたりはしないそうだけど、日本人とそしてこどもたちの口に合うように、長年の改良の末、特注の蓋をつくった。

煮込む直前に入れたサフラン(インドネシア・バリ産)の色と香り!

いただきまーす!!

パエリアを蒸らしている間の時間に、こどもたちとヘッドライトをアレンジして「探検ライト」を制作。というのも夏とはいえ、あと1時間もしたらだいぶ暗くなってくるからだ。

パエリアを食べ始めて30分もするとあたりは暗くなってきた。お腹もいっぱいになって、また元気が湧いてきたところで・・・

夜の畑探検へ出発!
夜の畑は、農家さんも実はあまり出ることがないのだそうで、夜行性の虫や動物に出会えるかもしれないとか! みんなわくわくドキドキ。

野菜は夜の間に成長するものも多い。いつもは見たことのない夜の畑で、こどもたちは何を発見し、どんなことを感じたのだろう。

小金井の町にも、すぐ近くに「大自然」とまでは行かないにしても「小自然」がある。そこには土があり、植物や虫が暮らしていて、夜は真っ暗。そして採れたての野菜はおいしい。みんなでつくって食べたら、さらにおいしい!